家事代行サービスからご利用スタート
サービスが終わり帰る時には感謝のお言葉もいただいております。
80代ご夫婦二人暮らし(I様/女性)
ご依頼の経緯
家の片付けを手伝って欲しいとのご希望があり家事代行サービスのご利用からスタート。
サービス内容は衣類、書類、本などの整理と掃除。H28年奥様の入院を機に介護保険申請をおこない介護保険と自費サービスを併用してのご利用が始まりました。
対応内容
買い物、調理、掃除、入浴、身体介護、その他生活支援
課題と解決・改善
・夫婦ともに食事のこだわりが強く食品の商品指定があり、食材ごとに購入するお店が違う
→買い物時に2~3件お店を回って購入することで対応
・料理の味付けはご主人がとても濃い味付け、奥様は薄味と異なる
→それぞれに合う味付けで食事を提供
・食べる量も少ない
→出来るだけ食が進むものを考え提案して食べて頂き体重が減少しないように対応
・奥様は部屋に置いてあるものを動かしたり、片付けたりすることを極端に嫌がられる
→ご本人の気持ちを尊重しつつ、安全性や動きやすさ、衛生管理等を考えて必要最小限に掃除・片づけをする
・施設入居までの1~2年は骨折などで入退院を繰り返して介護度が上がられたが、出来るだけ在宅での生活を希望
→1日朝、昼、夕方の3回訪問を行い、オムツ交換、清拭、食事介助などの身体介護から買い物、食事作り、通信販売で購入、配達されたものの開封・管理、掃除などの生活支援まで幅広い内容を対応する。在宅での入浴も可能な限り介助、見守りしながら続ける。
・身体を触られることをとても嫌がられる
→オムツ交換や清拭は出来るだけ素早くおこない精神的な負担を軽減するように心がける
その他のエピソード
その後、認知機能が低下して夜一人で過ごす時間の不安が強くなって来たため、子供さん達の希望もあり、I様の担当ケアマネージャーが所属している施設に空きが出来て入居出来ることとなり7年に及ぶ在宅介護のお手伝いが終了しました。
I様を担当するヘルパー皆を娘のように思っていると言われて、サービスが終わり帰る時には感謝の言葉をいつも言われていました。